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TNAFlix のダウンロードが遅い理由と、どのツールでも直せない理由

tnaflixdl の進捗表示がダウンロード中に数字を進めている様子。パーセント、受信済みのメガバイト、総サイズが並ぶ
実際のファイルで動いているカウンター。表示される速度は取得元のもので、こちらのものではありません。

1080p の動画をダウンロードして、進みの遅さを見て「このダウンローダーは出来が悪い」と 結論する。もっともな結論ですが、間違いです。上限はツールの側にはなく、どのツールにも 動かせません。

上限はリンクの中にある

TNAFlix・EMPFlix・MovieFap のどのファイルも、次のような署名付きアドレスから配信されます。

…/video-1080p.mp4?rs=522k&rb=5264k&secure=<hash>,<有効期限>

rsrb は、サーバーがファイルを引き渡す速度です。これは提案ではなく、こちらの 持ち物でもありません。署名の内側にあります。上げても、下げても、消しても、返って くるのは速いダウンロードではなく 403 Forbidden です。2026年8月19日に3通りで検証しま した。手を加えないアドレスはファイルを返し、速度パラメータを取り除いたアドレスは403を 返し、そのパラメータを極端な値に上げたアドレスも403を返しました。

つまり、この3サイトからのダウンロードが速いと謳うサイトがあれば、次の3つのどれかが 起きています。動画を再エンコードして小さいファイルにし、質の落ちたコピーを渡している。 求めた画質より低いものを黙って渡している。あるいは、そもそも速くない。

上限が実際に意味するもの

推定ではなく、実際のファイルでの計測値です。

画質 速度 12分の動画 所要時間
1080p 0.57 MB/s 353 MB 約10分
720p 182 MB 約5分
480p 0.14 MB/s 77 MB 約9分

画質が上がるほど速度も上がるのは、上限が動画自体のビットレートに従っているからです。 取得元は「視聴に必要な速度」程度でならファイルを渡す用意がある、というのが上限の論理の すべてです。これは再生速度であり、ダウンロードとは手元に残す再生にすぎません。

真ん中の行が意味するところに注目してください。480p は 1080p の5分の1のサイズですが、待ち 時間は5分の1にはなりません。速度もそれだけ低く抑えられているからです。画質を下げると通信 量は減りますが、時間は思ったほど減りません。

実際に効くこと

本当に見る画質を選ぶ。 これが唯一の実効的な手段で、時間よりも通信量に効きます。スマート フォンの画面に 1080p のファイルは不釣り合いです。

やり直さない。 取得元は範囲リクエストに対応しているので、途切れたダウンロードは最初から ではなく続きから再開します。ゼロからやり直すことが、待ち時間を確実に倍にする唯一の方法です。

リンクが切れる前に始める。 署名付きアドレスは2〜3時間有効です。すでに走っている転送は期限 が来ても打ち切られません。切れるのは「新しく始めること」だけです。ページを一晩開いたままにして いたなら、まず動画を読み取り直してください。

速度をうたう宣伝は無視する。 数値は取得元が決めており、誰にとっても同じで、アドレスそのもの に書いてあります。

TNAFlix ダウンローダーEMPFlix ダウンローダーMovieFap ダウンローダー はどれも、始める前に各画質のファイルサイズを 表示します。待ち時間にどれだけ払うことになるかを、決める前に見られます。

ノート